読書日記

  勉強と実践

 『一日一生』(酒井雄哉)より、
 仏教の難しい教義などを書物や人に教わったりして知恵を学ぶことも大事だが、ある程度学んだところで実際に動くことで、知恵が生まれてくるんだよ。

 知恵が生まれたら、もう一回書物を読んで勉強しようとか、次の実践をしてみよう、となるでしょう。学ぶのと知恵を出すのを、繰り返し繰り返し、だんだんだんだんとね、重ねていく。
 何かを身につけようと思うのなら、まずは本や人から学ぶことでしょう。
 一から自分で試行錯誤しながら工夫していくよりも、過去に誰かが工夫した結果を参考にしたほうが効率がいいでしょう。先人の知恵を学ぶというのは、人間の素晴らしい能力の一つです。

 学んでいくら知識があっても、実践してみないとできるようにはなりません(本を読んでも・・・)。
 自分ができるようになってはじめて生きた知恵が身につくのです。

 多くのものは、ただできればいいわけではなく、さらに上達していけるといいでしょう。
 そのためには、学ぶことと実践を繰り返しながら、自分なりに工夫を重ねていくことが大事です。

 幸せになる方法幸せになる考え方も同様です。
 本やネットや人から学び、自分で実際に試してみて自分に合いそうなものを見つけ、それを自分なりに工夫していくことで「一つ一つ、少しずつ」身につけていければいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

一日一生』酒井雄哉

ホームページ