読書日記

  争わない努力

 『一日一生』(酒井雄哉)より、
 争いになった時には、とかく相手を負かそうと躍起になったり、自分は絶対に正しいということを主張しがちだけれど、どうして意見が違うんだろうと考えたり、じゃあ何か「根本的な原点」はないだろうかと探してみる姿勢が大事なんじゃないかな。
 どうしても右と左の折り合いがつかないなら、真ん中、「中庸」を探るのもいいだろう。こっちはこっち。だが、あんたたちの言っているのも分かる、と。
 人と意見が違った時、両者が自分は正しいと主張し、相手を言い負かそうとしたら、争いになってしまいます。
 ヘタに争うことは両者にマイナスです。

 そこで、どうして意見が違うのかをよく考えてみれば、思いつくことがあるはずです。
 たとえば、価値観や立場の違い、利害関係の問題、誤解や偏見、競争心や嫉妬、・・・。
 それが和解に役立つヒントになることがあるのではないでしょうか。

 「根本的な原点」を探してみれば、互いに共通するものがあるはずです。
 たとえば、いい仕事をしたい、争いたくはない、本当は仲よくしたい、・・・。
 それを相手と確認すれば、解決に向けて話が進むのではないでしょうか。

 両者の折衷案をつくれるといいのでしょう。
 そのためには、互いに部分的に譲る必要があります。
 そこで、ある程度は我慢したり、多少の問題は大目に見たり目をつぶったりすることも必要でしょう。

 争うことは両者が損をする「Lose−Lose」の関係になりがちです。
 少なくとも争わないように努力したほうが、自分のためにいいのではないでしょうか。
 共に得をする「Win−Win」の関係をつくれると、なおいいでしょう。



   

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