読書日記

  バカになる

 『幸せになるための罪深き7つの知恵』(ロジャー・フーズデン)より、
2つめの知恵「バカになりましょう」

 バカになるというのは「そんなに頑張らなくてもいいんだ」と思ったり、「みんなに尊敬されなくてもいいんだ」と思ったりできることです。それはまた、「みんなと同じにしなくてもいいんだ」と思えることでもあります。

 「バカになる」というのは、「バカを演じる」のとも違います。
 あなたが普段、自分に課している「決まり」や「目標」を少し緩めてあげること、それが「バカになる」ことです。
 「バカになる」というのは「優等生でなくていい」ということかもしれません。
 できる人、立派な人、偉い人・・・でなくていい。ならば、「そんなに頑張らなくてもいい」「尊敬なんてされなくてもいい」。
 そう考えれば、心の力が抜けてラクになれることもあるのではないでしょうか。

 「バカになる」というのは「バカだと思われてもいい」ということかもしれません。
 常識がないと思われてもいい、世間知らずと思われてもいい・・・人にどう思われてもいい。ならば、「人と同じにしなくていい」「人に合わせなくていい」。
 そう考えれば、自分のやりたいことをやりたいようにやれる。それが自分らしく生きることにつながるのではないでしょうか。

 「自分は○○でないといけない」という無意識の決まりを自分に課しているために、つらい思いをしてしまわないように、時には「バカになりましょう」。
 人から「悪く思われたくない」「良く思われたい」のような隠れた思いのために、人の目を気にしすぎないように、時には「バカになりましょう」。



   

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