読書日記

  ネガティブな感情

 『もったいない主義』(小山薫堂)より、
 同じ他人に対して抱く気持ちでも、負けず嫌いには、相手を乗り越えようという強さがあるけれど、嫉妬は一方的に恨むだけで終わっている感じです。だから嫉妬は負けず嫌いに変えなきゃダメだと思うのです。
 不毛な、ネガティブな感情に時間を奪われているのは「もったいない」。
 ただ人に嫉妬してイヤな気もちになって長時間過ごすのはバカバカしいでしょう。嫉妬の気もちから人や自分にとって悪いことをしてしまうのは、さらによくないでしょう。
 「そんな(嫉妬するような)自分にはなりたくない」のではないでしょうか。

 嫉妬心をいいように活用ためには、負けず嫌いを発揮することで、嫉妬心をライバル心に変えて自分を高める力にできるといいのでしょう。
 嫉妬してしまうのは、人と自分を比べてしまうからでしょう。「比較は不幸になる考え方」です。不幸になる考え方は早めに気づいてストップできればいいのです。
 また、人の幸せをどう考えるかも大きいと思います。

 ネガティブな感情が湧くのは、自分が不幸になる考え方をしているからです。
 不幸になる考え方はクセになっていることが多く、同じようなことで同じような考えをして同じようなイヤな気もちになることを繰り返してしまいます。それだけネガティブな感情で過ごす時間が長くなり、その分幸せに暮らすのが難しくなってしまいます。

 いいように考えれば、ネガティブな感情は自分の不幸になる考え方(のクセ)に気づくチャンスです。
 自分の悪感情に気づいた時には、「不幸になる考え方(をしているのではないか)?」「では幸せになる考え方は?」と幸せになる考え方を心がけることができるといいのです。
 そして、自分の不幸になる考え方を考え直せるようになるといいのです。
 最終的には、心を切り替えることでネガティブな感情から心を解放できればいいのだと思います。



   

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