読書日記

  意味は事後的に決まる

 PHP2月号の特集は『前向きになれるヒント こころを強く持つ』。
 西條剛央さん(ふんばろう東日本支援プロジェクト代表)は、
 「意味は事後的に決まる」、このことを踏まえていれば、よいことがあったらそれを純粋に喜びつつも、浮かれすぎないように抑制しやすくなりますし、嫌な出来事があっても「それがあったからこそ、こんな風になれた」と思えるように行動しようと前を向きやすくなります。
 生きていく中では、いいこと・幸せもあれば、悪いこと・不幸もあります。
 でも、一時的にはいいことでもその後の生き方によっては、人生の中では悪いことになってしまうこともあります。
 たとえば、一度の成功で浮かれすぎて遊んだり怠けたり、傲慢になってしまったり、大切なものを見失ってしまったり、・・・。

 反対に、一時的には悪いことでも、それを「いい経験」や「いいきっかけ」や「バネ」にすることで、その後に活かすことがいい結果につながることもあります。人生の中で考えるといいこと・幸せなことと思えることもあります。
 そのためには、「いい経験にしよう」「不幸を幸せに変えよう」などと考えて努力することが大事でしょう。

 本当に強い人とは、“心が折れない人”ではないかと思います。
 不幸なことがあっても、心が折れなければ必ず立ち直れます。しかも、そのたびに強くなっていけるのです。
 そのためには、「このこと(不幸)も自分を育てるいい材料(機会)」と考えられるといいでしょう。
 そういう人は、「あの不幸があったから、これだけ強くなれた/幸せになれた」と思えるようになれるのではないでしょうか。

すべてのことはいい経験    すべてのことは好好



   

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