読書日記

  勉強のおもしろさ

 『林住期』(五木寛之)より、
 専門の学者になるのは別として、勉強をするおもしろさをあじわうつもりなら、年をとってから再度トライしたほうが絶対にいい。
 定年で退職した60歳からでも、おそくはないが、もう10年早いともっといいだろう。50歳で退職して学生にもどる、というのが理想ではあるまいか。
 勉強をするおもしろさは、学生時代にはなかなかわからないのではないでしょうか。
 でも、社会に出て、しかも自分の興味のあることを勉強してみて、そのおもしろさを実感した人は多いでしょう。

 勉強のおもしろさを「林住期」に存分にあじわう、というのもいいのでしょう。
 50歳で学生にもどれる人は少ないでしょうが、趣味で勉強のおもしろさをあじわえればいいのだと思います。それが「林住期」本番を楽しむために役立つものなら、なおいいのではないでしょうか。

 「林住期」前でも、読書の習慣学ぶ習慣をつくることで、勉強のおもしろさをあじあえるといいと思います。
 その勉強が自分の幸せにつながるものだとしたら、さらにいいのではないでしょうか。

 勉強を趣味としてやれば楽しめるでしょう。勉強はお金のあまりかからない、高尚な趣味とも言えそうです。
 自分を育てるための勉強をするのもいいでしょう。自育を楽しみながら勉強を生涯続けることで、少しずつ幸せに(暮らせるように)なっていけたらいいのではないでしょうか。



   

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