読書日記

  無心で過ごす

 PHP12月号の特集は『イライラ・モヤモヤがなくなる 気持ちの整理術』。
 魁皇博之さん(元大相撲力士)は、
 大関になるまえ何度も騒がれながら失敗し、「万年大関候補」と陰口をたたかれた時期があります。
 自分はどうしてこんなにムラがあるのだろうかと当時はずいぶん悩みました。
 でもそのうちに、自分のペースを守ることが大切と気づきました。「周囲から何を言われても関係ない、自分のペースを崩さないようにしよう」と。
 勝負を終えて部屋に戻っても、余計なことはあれこれ考えない。一人で読書したりテレビを見たりして、無心で過ごす。気持ちの整理を大事にしました。
 人の気持ちは考えていることによって大きく変わります。
 不幸な気持ちになるのは、そのようなことをそのように考えているからです。

 自分の問題で考えてもどうしたらいいかわからないこともあるでしょう。考えてもどうしようもないのなら、それ以上悩み苦しまない(考えない)ほうがいいのでしょう。
 また、人から何を言われどう思われようとも、そのことは考えずに、自分のペースを守ってベストを尽くすことが大事なのでしょう。

 自分の考えることを交通整理して、考えるべきことは考える時間にじっくりと考えるようにし、それ以外は考えないようにできるといいのではないでしょうか。
 そのためには、余計なことを考えない(つい考えてしまっても、切り替える)ようにし、自分が楽しめることや夢中になれることなどをやることで悩みを忘れられるといいのでしょう。

 一つの問題で生活全体を悩ましいものにしたり、他の問題を生んでしまったり、不幸に陥ってしまったりしないようにすることが大事でしょう。
 そのためには、その問題を考えない時間を少しでも幸せに過ごすことができるといいのではないでしょうか。



   

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