読書日記

  今が一番幸せ

 『克己心』(宇津井健)より、
 ぼくは、今が一番幸せだと感じています。悲しみは克己心で乗り越えています。これまでも「今が一番幸せだ」と思い続けてきたし、そう思える幸せを日々かみしめ、感謝しています。

 桃栗三年柿八年、役者八十、七分咲き。人間としても役者としてももっと成長し、進歩できる余地はいくらでもある。そう信じて、これからも克己心を忘れずに、毎日、自分を磨いていこうと思っています。
 人生、悲しいことも不幸なこともあるでしょう。
 それでも、できるだけ不幸にならないようにして、少しでも幸せになれることをするように心がければ、「今は(それなりに)幸せ」と思えるようになれるのだと思います。

 さらに、自分を育てていけば、これからも「少しずつ幸せに(暮らせるように)なっていける」のです。そう思えることは、とても幸せなことだと思います。
 自分を育てるために重要なのが「克己心」なのでしょう。

 幸せへの道に終点はないと思います。
 ということは、「生涯、少しずつ幸せになっていける」ということです。
 それは、常に「今が一番幸せ」と言える生き方でもあります。



   

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克己心』宇津井健

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