日常の経験からでもおわかりのとおり、〈幸せ〉には〈気分〉が関係しています。〈気分〉というのは〈感情〉の土台となるものですが、〈感情〉が激しく、瞬間的なものであるのに対して、〈気分〉は穏やかで、長続きするものです。幸せは幸福感が伴わなければ価値がないと思います。幸福感は感情の一種です。
そして、ちょっとびっくりするかもしれませんが、この〈気分〉というのは、日々の出来事に対する私たちの〈感じ方〉や〈物の見方〉にまで影響を与えています。つまり、プラスの気分の時にはプラスの感じ方や物の見方に、マイナスの気分の時にはマイナスの感じ方や物の見方になるのです。
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