読書日記

  感動体質になる

 PHP10月号の特集は『明日に一歩踏み出す気持ちの切り替え方』。
 植西聰さん(著述家・心理カウンセラー)は、
 自分はあまり感動できないという人は、これまで暗い気分でいた期間が長すぎて、心にマイナスのエネルギーが溜まっているのかもしれません。
 そんな人は、意識的にプラスの言葉を口に出してみてください。
 嬉しいときは「嬉しい」。楽しいときは「楽しい」。感謝したときは「ありがとう」。
 すると、小さなことにも感動できる体質になっていきます。
 幸せを感じやすいか感じにくいかは、そのときの心身の状態にもよりますが、基本的にはその人の幸せを感じる能力よると思います。

 たいていの能力は使い続けると維持できます。
 工夫しながら使うことで向上できる場合が多いでしょう。
 そして、使わないと能力は衰えていきます。

 幸せを感じることが(少)ない人は、幸せを感じにくくなってしまっているのです。
 幸せを感じる能力を高めるためには、日頃から幸せを感じられるように心がけることです。
 そのために役立つ方法が、ちょっとでもいいもの(事・人・物)があったら、「いいなぁ」「嬉しい」「楽しい」「ありがとう」「幸せだなぁ」と思うようにすることです。
 もっと意図的に、幸せを感じる練習の中でそのような言葉を口に出すように心がけてみるといいのではないでしょうか。

自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ(茨木のり子)



   

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