読書日記

  ありのままの自分には価値がある

 『自分のうけいれ方』(加藤諦三)より、
 自分を受けいれられない人は、どこかで勘違いしている。ありのままの自分は価値がないと、どこかで錯覚をしてしまった。

 自分を受けいれるためには自分を知ること。そして価値のある「ありのままの自分」を、どこで、価値がないと勘違いしたかを探ることである。

 ありのままの自分には価値があると思えば、「これでよい」という覚悟はできる。

 自分には価値がないと思い込んでいる人は、自分を受けいれられない人であり、不幸なことだと思います。
 「自分は××だから」「自分はダメだ」などと考え、幸せになることをあきらめている人も同様でしょう。

 自分を受けいれるためには自分を知り、価値があることを認めること。
 自分の欠点だけを考えるのではなく、長所を知り、「××もあるけど、○○もある」と考える。
 今の自分に足りない所があっても、「今は××だけど、いつかは○○」と考える。
 このような考えを心がけることで、今のありのままの自分に「そのままでいいよ」と言えるといいのではないでしょうか。

 誰にでも生きる価値はあるのだと思います。
 世の中や社会の中での生きる価値を見つけられる人もいるでしょう。家族などのまわりの人との関係の中での生きる価値を見つけられる人は多いでしょう。
 いちばん大事なのは、自分にとっての生きる価値だと思います。それは人それぞれでいいと思います。そもそも「自分の価値」なんて考えないで生きている人もたくさんいます。
 私は、幸せを感じられたのなら生きた価値はあった、これからも幸せを感じられる可能性があるのなら生きる価値はある、と考えます。

 今の(ありのままの)自分は、多少問題はあってもそんなにはひどくないのではないかと思います。「(ここは/今は)これでよい」と覚悟し、その上で自分の幸せに向かって努力できるといいのでしょう。
 自分の人生についても、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きることが大事なのではないでしょうか。



   

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