人生を、不幸というラインからスタートする人は、まずその「事の重大さ」を受けいれることである。そういう運命のもとに生まれた人は、並大抵の決断では人生をまともには生き抜けない。不幸な境遇にある人、不幸になりやすい性格の人、すごく不幸な出来事があった人など、幸せになるために不幸からスタートしなければならない人もいるでしょう。
多くの人は、その決意が甘いから、次から次へと起こってくる人生のトラブルの処理が甘いのである。次々と予測が食い違ってくる。
それはすべて、不幸な環境から出発するということの大きさをわかっていなかったからである。
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