読書日記

  手ごたえ実感

 『幸福の方程式』(山田昌弘+電通チームハピネス)より、
 幸福を解く5つの鍵・その2「手ごたえ実感」。
 知っていることが増えたとき、できなかったことができるようになったとき、お金が増えているとき、自分が成長しているのを実感したときなど、人生の手ごたえを感じるとき、わたしたちは、幸福を感じると思います。それが、「手ごたえ実感」です。
 仕事を楽しいと感じている人は、仕事の「手ごたえ実感」があるはずです。次々に新しいレベルに挑戦し、それを乗り越える達成感にも「手ごたえ実感」があります。
 手ごたえ実感を得るには、自分の人生に課題を持っている必要がある。
 知る喜び、できる喜び、進歩の喜び、価値あるものが増える喜び、人の役に立てる喜び、成長の喜びなど、自分の努力の成果が表れて、その手ごたえを実感できた時、人は喜びを感じます。そのことを「幸せだなぁ」と思えば、確かな幸福感を得られます。
 たとえば仕事の中では、自分しだいで得られる様々な喜びがあり、様々な仕事の幸福があるでしょう。

 それ以前に自分の努力があるから、喜びや幸福がより感じられるのだと思います。
 努力の源泉となるのが自分なりの課題や目標や目的などであり、それを意識して生活することが肝心なのだと思います。

 幸せになるという課題をもって努力する際にも、「少しは幸せになれた」という手ごたえを実感できることは、大きな喜びです。
 さらに、「同じように努力していけば、これからも少しずつ幸せになっていける」と思えるのは、とても幸せなことです。
 自分を育てる努力を続けていくことで、そう思えるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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