読書日記

  職場での役割に感謝

 『感謝するということ』(ノエル・C・ネルソン/ジェニーン・レメーア・カラバ)より、
 職場での自分の役割を認識し、それを「ありがたい」と思うなら、私たちはその意味と重要性を理解することができる。
 このとき、ポストの問題は、あまり重要でなくなる。なぜなら、全員の仕事に価値があるからだ。
 すると、他人の仕事や給料がねたましくなくなる。比較しないとき、自尊心は高まる。そして、自分の現状に感謝するので、よりすばらしい何かを引き寄せるには最適な状況になるのだ。
 仕事には役割があるはずです。その役割を果たすことによって、貢献できているし、収入も得られるのです。どんな仕事でも必ず価値があるはずであり、その価値を生む自分にも価値があるということです。
 中には、職場の人間関係において何らかの役割を果たしている人もいるでしょう。
 そういうことを「ありがたい」と心から感謝できれば、幸せを感じられるはずです。

 重要なのは、仕事の内容や役職について余計なこと(不平不満)を考えずに、自分の仕事の役割の価値に心を向けることなのでしょう。
 また、人と比較しないことです(比較は不幸になる考え方)。

 役割に感謝することは、自分の仕事と自分自身の価値を認めることにもなります。人と比較したりしないで、それを素直に認めれば、自尊心や自信も高まるでしょう。
 現状を肯定的に受け入れることで、自主的に仕事に取り組めるようになり、いい結果にもつながるのではないでしょうか。



   

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