読書日記

  仕事は自己表現

 『感謝するということ』(ノエル・C・ネルソン/ジェニーン・レメーア・カラバ)より、
 仕事から得ているものに感謝しようとすると、真っ先に浮かぶのは給料かもしれないが、仕事は実際、人生にもっと多くのものを与えてくれる。
 仕事は、あなたが才能、技術、能力を発揮する表現手段だ。仕事が自己表現でもあることに感謝するなら、仕事はただの任務を超えて、はるかに意味あるものになる。つまり、個人的な意味で、本質的に価値あるものになるのだ。仕事は、個人的な充足感を得る手段になる。
 仕事をこなすためには、それなりの能力が必要です。技術やノウハウが必要なものもあるでしょう。そういうものを発揮することは、自己表現と考えることもできます。自分の能力を仕事に活かせるのは価値のあることであり、「ありがたいこと」と感謝することもできるでしょう。
 中には、自分の才能や創造性を活かして仕事ができる人もいるでしょう。そういう人は、そのこと自体が幸せなことなのだと思います。

 給料以外にも仕事の幸せはいろいろあるでしょう。
 たとえば、楽しみ、喜び、やりがい、充足感、夢、安心・・・。
 仕事によって得られる幸せを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。そうすれば、そのことにも感謝できるはずです。

 職場は自己表現の場、能力を発揮する場、自分を生かす場などと思えるといいのではないでしょうか。



   

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