読書日記

  ありふれた言葉でいい

 PHP2月号の特集は『元気をくれる人・あたたかい人』。
 小島慶子さん(ラジオパーソナリティー)は、
 これといって特別な言葉を使う必要はないと思っています。他人に対して気持が開かれていれば、ありふれた言葉で知らないうちに誰かが励まされることがあると思いますから。

 あたたかい人になりたいのなら、自分に向けられた言葉の中から温もりを見つけて感謝すれば、あなたの言葉も次第にあたたかくなります。まずは自分からです。
 落ち込んでいる人を励ますために、いい言葉をかけようとすると、なかなか言葉が出てこなくなってしまいがちです。「大丈夫」とか「あなたの味方だから」とか「なんとかなるよ」とか、ありふれた言葉でも相手に対するあたたかい気持があればいいのでしょう。
 思いやりやさしさ感謝のような(好い)気持でもいいのではないかと思います。

 それ以前に、自分が人のあたたかさを感じられる心がなければ、人にあたたかくするのは難しいのかもしれません。
 人から受けた言葉の中のあたたかさに気づき、感謝できるようになれば、自分もそういう言葉をかけられるようになれるのではないでしょうか。

 また、自分で自分にあたたかい言葉をかけられるようになれば、人にもかけられるようになると思います。
 まず自分からです。



   

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