人が何と思おうと、どう見ようと、それは自分の幸福には無関係で、ただただ自分で自分の心に快感を覚える状態が幸福なのだ。 ところが、多くの場合、自分の心の持ちよう一つで同じことが幸福にもなり、不幸にもなるのであるから、われわれはまずもってあらゆる場合を幸福に感じるよう、精神上の修養が肝要である。