読書日記

  3年の段取り

 『天才の読み方』(齋藤孝)より、
 一つのことに関しては、たとえば3年間くらいはやってみるのです。
 1週間1カ月という小さな単位ならば、段取ることはできるけれど、長期になるとうまくできないという人は多いものです。
 一生というさらに長期の段取りをするためには、3年から5年くらいの段取りを重ねていくという方法がいいのです。
 3年くらいやってみないと、モノにならないことが多いのでしょう。ある程度やることで身につくこと・わかること・得られるものが大事なのでしょう。
 あまり短期間で転々とやることを変えていては、得られるものは少ないのでしょう。
 また、ある程度できるようにならないと、本当の面白さは感じられないのではないでしょうか。

 一生という長期のものに取り組むのは、具体的な段取りができずに、いい努力を続けるのは難しいのかもしれません。
 3〜5年くらいの中期計画を立てて、その間集中してやる。その後のことは、またその時になってから考え、次の3〜5年を決めていくというような方法がいいのかもしれません。

 私は、いつも1年毎に「今年はこうしよう」「これに力を入れよう」「これをやろう」などと考えますが、「3年働いて3年遊ぼう」と考えたこともあります。ここでの「遊ぶ」というのは、仕事をしないで幸せのホームページの作成に専念するということです。
 それがなんとかずっと「遊んで暮らせる」ようになりました。それまでには、10年近くかかったのですが。

 『継続は力なり』というのを私は実感しています。
 一つのことに打ち込むのをある程度(3年以上)続けることが大事。そのためには、相当の決断と中期間の計画・段取りが必要なのかもしれません。
 そして、実際にいい努力を継続する秘訣は愉しむことではないかと思います。



   

次の日の日記

天才の読み方』齋藤孝

ホームページ