読書日記

  自分に拍手できる人になる

 『始めるのに遅すぎることなんかない!』(中島薫)より、
 一生懸命努力したとき、それがたとえうまくいこうがいくまいが、自分がどれだけよくやったかということは、ほかのだれでもない、自分が一番よく知っています。

 だから、自分で自分に拍手できるということは、だれでにでも胸を張って「私は精一杯頑張りました」と誇れるということなのです。

 自分に拍手できる人になる、それは自分を大切にできる人になるということです。
 一生懸命努力してもうまくいかないこともあります。
 でも、「精一杯やった」「ベストを尽くせた」という自覚があれば、悪い結果も(「しかたがない」と)受け入れやすいでしょう。むしろ、自分に勝てた自分に誇りをもち、「よく頑張った」と自分をほめてあげてもいいのではないでしょうか。

 また、努力の過程で、日々、「きょうもよくやった」と充実感を感じられるといいでしょう。そのためには、日々、「ベストを尽くそう」と心がけ、ときには自分を励ましてあげるのもいいでしょう。

 目標を達成するためにはいい心の状態をキープすることが大事だと思います。
 そのためにも、つらいときには自分で自分の心を支え、いいときには自分で自分に拍手できるようになれたらいいのではないでしょうか。
 それは自分を大切にできるようになることでもあるでしょう。



   

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