「目や耳は見たいものだけを見、聞きたいものだけを聞いている」人は、見たいと思うものがよく見えるようになっているのです。
私たちの知覚というものは、一見、客観的に外界からの情報を伝えているように見えるが、じつは無意識的レベルでかなり取捨選択されている。「知覚の選択性」がはたらいているのである。
「欲しいものは大きく、欲しくないものは小さく見える」
同じ対象でも、その時々の欲求によって、見えたり見えなかったり、色や形まで微妙に変化する。このような現象を心理学では「センソリー・アクセンチュエイション」(感覚強調)という。
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