私たちは病気になりたくない。これは当たり前の欲求だ。しかし、私たちは病気になりたくないだけではない。より健康により幸せになりたいと思っている。さらに、たとえ不幸にして病気をかかえているとしてももっと人生を楽しみたいと思っている。健康は人間の大きな幸せの一つです。でも、健康の幸せを感じられる人は少ないでしょう。失った時に、はじめて、健康の幸せの大きさに気づく人は多いと思います。
禁欲と節制を課す健康観ではなくて、何かもっと明るく、楽しいもの、それを提示してくれる健康観はないであろうか?
「病気でなければ健康」、「健康=病気予防」の固定観念を超える新しい健康観が必要とされているのだ。
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