よく人は学問とか修業とかいう事を間違って、喜怒哀楽をしなくなることだと誤解するが、決してそうではない。それでは学問・修業というものは非人間的なものになってしまう。 学問を為す要は、いかに喜び、いかに怒り、いかに哀しみ、いかに楽しむかというところにある。