読書日記

  問題に支配されてはいけません

 『心の扉を開く』(アイリーン・キャディ)より、
 困難な問題につきあたっても、解決策は必ずあるのだということを覚えておきなさい。けっして困難にうちのめされてはいけません。それを踏み台とみなし、挑戦の機会と考えなさい。解決の道はおのずから現れてきます。
 かりにも、あなたがその問題に支配されるようなことがあってはいけません。問題を支配するのは、あなたでなくてはいけません。
 悩みがあっても生活に支障なく暮らせればいいのでしょう。そのためには、悩みに心を支配され、生活全体を悩ましいものにしないように心がけることが大事です。

 まずは、その問題は考えなくてもいい(問題化しない)か、動いて解決を目指すか、じっくり考えて解決を目指すか、方針を決められるといいでしょう。
 また、問題解決を目指す場合には、この問題は「自分に与えられた試練」「いい経験しよう」「大事なことをよく考えるいい機会」などと前向きに考えられると、なおいいのでしょう。

 悩みに心を支配されないように、「今の生活を大切にしよう」と心がけることも大事でしょう。
 一つの悩みのせいでやるべきことをちゃんとやらないと、新たな問題を生んでしまうことになりかねません。大きい悩みがある時でも、「やるべきことをちゃんとやろう」と心がけることが大事です。
 考えすぎで心身の健康に悪影響が及んでしまうこともあります。悩みを抱えている時にこそ、心身の健康をいい状態にキープすることが大切です。

 悩みは生活の一部であり、一つの悩みのために生活をまったく楽しめなくなってしまうのはよくありません。むしろ反対に、「生活を楽しもう」と心がけることが悩みに打ち克つために役立つのだと思います。

 悩みや問題があってもそれなりに幸せに暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

心の扉を開く』アイリーン・キャディ

ホームページ