読書日記

  好感情のコントロール

 『仏教は心の科学』(アルボムッレ・スマナサーラ)より、
 自分の感情をコントロールできる人は、「今日は思う存分楽しくやります」と思えば、環境などどうでもいいのです。ものすごく楽しくなれます。
 「おいしく食べよう」と思えば、どんなものもおいしく食べられます。
 そうなると人間は完璧な幸福の状態を得られるのです。つまり「すべては自分の心次第」なのです。
 悪感情のコントロールはある程度できると思います。(容易なことではありませんが)
 同様に、好感情のコントロールもある程度できるのだと思います。

 たとえば、「楽しもう」「味わおう」と思うだけでも、無意識にやるより少しは楽しめたり味わえたりできるでしょう。
 幸せを感じる心がけを続けていけば、少しずつ感受性(感じる心)を磨いていくことができるのだと思います。

 幸せは心(感情)の状態です。感情をコントロールできるようになれば、それだけ幸せに過ごせるようになれるのではないでしょうか。
 自分の心を育てていけば、「すべてのもの(事・人・物)は幸せ」と思えるようになれるのかもしれません。

すべてのものは好好



   

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仏教は心の科学』A・スマナサーラ

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