私たちが見るもの、聴くもの、味わうもの、嗅ぐもの、考えるもの、触れるもの、その他なんでもかんでも、そこにちょっとでも「嫌だ」という気持ち、拒否したい気持ちが生まれるならば、幸福にはなりません。「嫌だ」という気持ちは、そのもの(事・人・物)に対する自分の考え方の表れです。
だからもし、何か自分がえらくなったように感じたり、自分の性格に他人の欠陥ばかり見るような部分があると気がついたら、今すぐに直さなければなりません。すべての不幸がそこから始まるのですから。
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