読書日記

  好きの振りをする

 『行動することが生きることである』(宇野千代)より、
 何事をするにも、それをするのが好き、と言う振りをすることである。それは、単なるまねでもいい。
 すると、この世の中に、嫌いなことも、また嫌いな人もなくなる。
 このことは、決して偽善ではない。自分自身を救う最上の方法である。
 “好き”というのは幸せのヒントです。好きなことをやれば、それなりに楽しめるはずです。本当に好きなことはやれるだけでも幸せです。
 好きな振りをしていると本当に好きになる、ということもあると思います。

 幸せになる工夫の一つに「幸せがる」ことがあります。
 「幸せがる」ことは、偽って幸せの振りをするのではありません。実際に存在する幸せを素直に(少し大げさに)表現するだけです。

 物事をどう受けとめるかによって、好き嫌いが違ってきます。
 いい所をよく見るように、悪い所は軽く受け流せるようになれるといいでしょう。

いいことは 好!好! 悪いことは ハオハオ

人は ハオハオ   自分は 好好

 嫌いな人をいなくすることはできないかもしれませんが、イヤな人ともそれなりにつきあえるようになれたらいいのではないでしょうか。

 このような受けとめ方を心がけることは、すべて自分の心(の平和・幸せ)のためにすることです。
 すべてのもの(事・人・物)を好ましく思えるようになれたら、理想的だと思います。

すべてのことは 好好



   

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行動することが生きることである』宇野千代

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