読書日記
察知力とは
『察知力』(中村俊輔)より、
察知力というのは、人が成長するためには欠かせない力であり、目標を達成したい、願いを叶えたいと思うのなら、磨くべき重要な力だと思う。
思うようにいかないことにぶち当ったとき、原因を察知する力。
上司から自分が求められていることを察知する力。
目標を到達するためにやるべきことを察知する力。
周囲の変化を「察知」して、臨機応変に対応できれば、状況や環境は変わっていく。
大事なのは常に未来を察知して、自分には何が足りなくて、何が必要なのか、危機を察知して準備すること。
「察知」とは、「おしはかって知ること。それと気がつくこと」。
「察する」は、「物事の事情などをおしはかってそれと知る」。
「おしはかる(推し量る/推し測る)」は、「類似の事実を当てはめてみて、見当をつける。推測する。推量する」。
「察知力」の働かせ方はいろいろあるのでしょう。たとえば、
過去(の出来事・結果)を察して、その原因を知り、対策をする。
現在(の状況)を察して、問題点に気づき、改善をはかる。
将来を察して、危機・危険性に気づき、準備する。
人(の心)を察して、相手の感情・望み・考えを推測し、接し方を変える。
自分を察して、足りないことや必要なことを知り、準備したり力をつけたりする。
幸せになるためにも、察知力がいるような気がします。
自分(の行動や考え)を察して、悪い習慣やクセを知り、改める。
自分の心を察して、自分の望みを知り、幸せになる方法を考える。(○○たらいいな。ではどうしたら?)
物事を察知して、幸せになるために生かしていけるようになれたらいいのではないでしょうか。