しあわせ日記
人を受け入れ自分が変わる
『人と人とのあいだに起こる問題のほとんどは、
誰しもがまず他人を変えようとするところから
発生するのです』 ロバート・コンクリン
『人の諸々の愚の第一は、他人に完全を求めるということだ』 司馬遼太郎
人にイライラしてしまうのは、「相手が変わることを無意識に期待しているから」でしょう。
誰にでも欠点はあるし、誰でも過ちを犯してしまうことはあります(もちろん、自分も)。また、世の中には悪い人もいます(いい人もいます)。それを「信じられない」「許せない」などと(現実に逆らって)考えているから心が落ちつかないのです。
『心の平和を得るためには人を変えようと思わないことです。
人をありのままに受け入れることです』 G・ジャンポルスキー
『愛とは相手に変わることを要求せず、
相手をありのままに受け入れることだ』 ディエゴ・ファブリ
自分の心の平和のためには、「こういうこともある」「こんな人もいる」のように現実を受け入れたほうがいいのです。
相手(人間)への「愛」の心をもてると、受け入れやすいのかもしれません。
『他人が私の正当な権利を侵害しないかぎり、たとえ他人の行動が不満でも、
他人ではなく私が変わるべきだ』 ジェリー・ミンチントン
『もし君にできるのならば、(悪いことをした人間を)改心させよ。
もしできないならば、かかる場合のためにこそ
寛大というものが君に与えられているのだ、
ということを思い起せ』 マルクス・アウレリウス
いずれにしても、イライラさせるような相手が変わることを期待せずに、自分を変える(考え方を変える)ように努力したほうがいいのではないでしょうか。