読書日記

  一人でリラックスするとき

 『ダ・ヴィンチ 7つの法則』(マイケル・J・ゲルブ)より、
 あなたはどこにいるときいちばんよい考えを思いつくか。最も多い答えは、「ベッドで休んでいるとき」「自然の中を歩いているとき」「自分の車の中で音楽を聴いているとき」「シャワーやお風呂でリラックスしているとき」などである。

 リラックスしているとき、しかも一人でいるときに、突破口になるようなアイディアが浮かんだ経験をもつ人は実に多い。
 私も、歩いている最中、乗り物の中、風呂の中、トイレの中、ふとんの中で、アイディアを思いついた経験がけっこうあります。
 これらの共通点は、確かに“一人”と“リラックス”です。

 何か(問題)を真剣に考えるためには、一人の時間が必要でしょう。
 悩みや問題を抱えている人、生き方をよりよくしたいと思う人は、一人の時間をつくってじっくり考えるようにしたほうがいいのかもしれません。

 それでも考えに行き詰まった時には、「ヒントを探しながら考える」方法を提案していますが、もう一つ(時間に余裕があれば)「外に出て歩く」ことを追加提案したいと思います。

 『時々、機会を見つけて外出しなさい。そして、リラックスしよう。
  外から帰ってくると、あなたの判断はより確かなものになります』 ダ・ヴィンチ

 『私は発想に行き詰まると、海辺や川に釣り糸を垂れに行く。
  波や風や光からアイディアが釣れるからだ』 エジソン

 ただし、その前に集中して考える時間が必要でしょう。自分の課題をもっていない人や問題意識が低い人はアイディアが突然ひらめくなんてことはないでしょう。

 また、生活の中に(一人の時間で)心静かな時間をもつことは気分よく生活するために役立つだけでなく、アイディアを生む可能性も増やすことになるのではないでしょうか。



   

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