読書日記

  感謝を書き出す

 『豊かさの人生術』(シャクティー・ガーウェイン)より、
 私たちは、すでに持っている豊かさの体験を味わうことが必要です。
 それを実行する簡単な方法の一つは、自分がありがたいと感じ、感謝していることを一つひとつすべてリストに書き出すことです。
 そのリストをノートに記録し、他のことを思いついたり、特にいいことが起こった時必ずつけ加えましょう。

 朝起きる前や夜寝る前、ベッドに気持ちよくもぐっている間に、一・二分取って、自分の人生で感謝していることについて考えることです。
 幸せに(暮らせるように)なるためには、自分がすでに持っている幸せを感じられるようになることが肝心です。新たな幸せがいつもコンスタントに得られるわけではありませんから。
 また、せっかく努力して幸せを手に入れても、その瞬間だけしか幸せを感じられずに忘れてしまっては、その幸せを持っていないのとあまり変わりません。

 自分が持っている幸せを感じる有力な方法が感謝することです。
 『感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく』 松下幸之助

 自分が感謝できること、幸せを感じられることは、思いのほかたくさんあると思います。
 自分が持っている幸せに気づいたら、リストに書き出し・書き加えておくと、忘れなくていいのでしょう。
 そして、一日のはじめや節目の時間や終わりに、思い出して心から感謝することで幸せを感じられると、なおいいのでしょう。たった一・二分でいいのです。

 幸福感の価値は大きいと思います。
 一日に一回でも二回でも、幸せを感じる習慣がもてると、生活にも、健康にも、人生にも、いい影響が現れるのではないかと思います。



   

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豊かさの人生術』シャクティー・ガーウェイン

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