読書日記
才能を開花させるのは「祈り」
PHP8月号の「今を生きる―私の見方・考え方」は、浅利慶太さん(劇団四季代表・演出家)。
人は誰でも、個性と才能を持っている。それを開花させるかどうかは、自分自身の心のなかにある「祈り」です。
何者かになりたいという意思。何事かをなし遂げたいという祈り。
それこそが人生で最も大切であることを、若い人や子どもたちに伝えたいと思います。
人の「幸福」とは、自分の祈りが実現していくことだと思います。
誰もがいろんな可能性を持っているのでしょう。
その可能性の一つにかけてやるかやらないか、そのことに集中できるか、どれだけやり続けられるか、ということがそれを実現するための大きなカギなのだと思います。
その原動力となるのが、その人の願いや祈りや意思や熱意というような「熱い心」ではないでしょうか。
もちろん、自分には才能がないことや向いていないことや不得意なことはあるでしょう。
でも、本当はやればできるのに失敗を恐れてやらない、本気で一所懸命にやればできるのに集中できない、やり続ければいずれできるのに簡単にあきらめてしまう、・・・このようなことのほうが多いような気がします。
幸せになるためには、夢や目標を持って生き、そのために努力する習慣をつくるのがいいと思います。
夢や目標を愉しんで生きられるようになれたら、なおいいでしょう。