しあわせ日記
“考えすぎ”のクセ
現在、『考えすぎない!(仮)』を執筆中です。
多くの人は無意識に“考えすぎ”を繰り返し、それに気づかずに自分の時間と精神的なエネルギーを浪費してしまいます。
それは“考えすぎ”がクセになっているからであり、そのクセに気づいていないからです。
自分がくよくよしやすい、悩み苦しむことが多いなどは「性格だから、変えようがない」と思い込んでいる人もいます。「性格ではなく、考え方のクセ」と考えたほうがいいのです。クセは努力すれば変えることができるのです。
人それぞれに、いろんな“考えすぎ”のクセがあります。
たとえば、小さいことを考えすぎるクセ、考えなくてもいいことを考えすぎるクセ、先の悪いことを考えすぎるクセ、過ぎたことを考えすぎるクセ、まだ先のことを心配しすぎるクセ、変えようのないことを考えすぎるクセ、イヤな人のことを考えすぎるクセ、人の恵まれた所を考えすぎるクセ、人のせいにしすぎるクセ、自分の欠点を考えすぎるクセ、起こったことを悪く考えすぎるクセ、先のことを悲観的に考えすぎるクセ、人のことを悪く考えすぎるクセ、自分のことを悪く考えすぎるクセ、世の中を悪く考えすぎるクセ、無意味に考えすぎるクセ、複数の問題をまとめて考えすぎるクセ、堂々巡りをするクセ、慎重に考えすぎるクセ、一つのことにとらわれるクセ、長時間考えすぎるクセ、悩みを苦にしすぎるクセ……。
「自分にもあるかもしれない」と思う“考えすぎ”のクセがあるのではないでしょうか。
まずは「自分にはこういう“考えすぎ”のクセがある」と知ることが、“考えすぎ”を減らす第一歩です。
悪いクセは出た時に、早めに気づいて「このことを今これ以上考えるのはやめよう」とストップできればいいのです。
このような心がけを続ければ、少しずつ“考えすぎ”の時間が減ってきます。そのうちに、“考えすぎ”のクセが出る頻度が減ってくるものだったりもします。