テクノロジーはつねに、時間を節約することをめざす。時間を節約すれば、その浮いた分の時間をぼくたちはもっと楽しくて有意義なことのために使える、というわけだ。わたしたちのまわりにはいろんな物やサービスがあって、便利で快適に暮らせるようになっています。(もし無かったら、不便なもの・不快な思いをするものがけっこうあると思います)
だが実際にはどうだろう。
このぼくたちの忙しさはいったいどうしたわけだ?
節約した時間で「時間もち」になるどころか、ますます「時間貧乏」になっていくではないか。
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