読書日記

　　逆境は成長のための問題集

　ＰＨＰ５月号の特集は『物事は必ず好転する！　逆境から抜けだすヒント』。
　高木美保さん（タレント）は、
　今、苦しい人も多いでしょう。でも、逆境から目をつぶればよけいつらくなる。逃げずに答えを見つける努力をして欲しい。
　逆境は成長のための問題集だと考えたらどうでしょう。頭と心を使って日々解いていく。
　それが乗り越えることにつながるのではないでしょうか。
　目をつぶると余計に怖い。イヤがればイヤがるほどイヤな気もちになる。
　目を見張れば、現実はそれ以上でもそれ以下でもない。現実の分はしかたがない、受け入れるしかない。でもそれ以上の（悪い）ことはないのです。

　『苦しいから逃げるのではない。
　　逃げるから苦しくなるのだ』　ウィリアム・ジェームズ

　心の姿勢によって逆境の感じ方も大きく変わるのではないでしょうか。

　そういう意味で、逆境は「成長のための問題集」「自分を育てるいい材料」などと考えられるといいのでしょう。さらには、「逆境は幸福の源」と考えることさえ可能なのでしょう。
　同様に、人間関係では「イヤな人はいい練習相手」、さらには「すべてのことはいい経験」のような考え方もできるのではないでしょうか。

　自分の生活の中で生じる課題を一つ一つ乗り越えながら学んでいけばいいのでしょう。逆境を乗り越えられれば大きな成長につながるでしょう。
　自分の人生を懸命に生きることによって、自分（の心）を育て、少しずつ成長するとともに、幸せになっていければいいのではないでしょうか。



　　　

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