読書日記

  睡眠を確保する

 PHPスペシャル4月号の特集は『明日が変わる、悩みからの脱出法』。
 松本桂樹さん(臨床心理士)は、
 悩みごとは、不思議と夜寝る前に思い出してしまうものです。
 ぐずぐず考えていると、つい夜遅くなってしまったり、眠れなくなってしまったり。

 睡眠が十分に取れないと、体調管理も難しくなりますので、睡眠だけはきちんと確保してください。
 同じ悩むなら、夜よりも午前中の方が前向きで疲れません。
 夜ふとんに入ってからあれこれ考えて眠れなくなることがある人は多いでしょう。(バタンキューの(「眠れない」人からすれば)幸せな人もいますが)
 悩み苦しんで眠れないのは、心にも体にもよくないでしょう。

 重大な悩みごとは中途半端に考え続けないほうがいいと思います。
 考えるのなら起きて集中して(紙に書いて)考える
 考えないのなら、「(このことは)明日考えよう」と決め、幸せな気分で眠りにつけるように心がけることができるといいでしょう。

 『諸君が困難に会い、どうしてよいか全くわからないときは、
  いつでも机に向かって何かを書きつけるのがよい』 小泉八雲

 『疲れちょると思案がどうしても滅入る。
  よう寝足ると猛然と自信がわく』 坂本竜馬

 疲れたときには、考え続けることよりも、よく眠ることのほうが大事なのではないでしょうか。
 とわかっても「眠れない」のが問題なのですが、そのカギは自分の思考をコントロールすることだと思います。さらに言えば、感情を鎮め心地好い気分になれるような思考ができると良さそうです。ただしその前提として、夜眠くなるような健康的な生活をすることが大事でしょう。健康的な生活の中には、悩み方(問題の考え方)も含まれるでしょう。



   

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