読書日記

  克服体験に目を向ける

 PHPスペシャル4月号の特集は『明日が変わる、悩みからの脱出法』。
 松本桂樹さん(臨床心理士)は、
 悩みが重なったり、悩む期間が長くなると、段々と「自分はいつも駄目だ」「自分は何をやっても駄目だ」と、駄目な自分が広がっていき、自信が低下していく傾向があります。

 駄目なトコに目を向けていると、より一層の自信低下を引き起こしてしまいます。
 大事な悩みごとこそ、似た状況における過去の自分の克服体験に目を向けることが重要といえます。
 悩むことが続き、つい「自分は駄目だ」などと考えてしまうと、つらいだけでなく、自信を低下させてしまうことになるのでしょう。
 自分の駄目なトコだけを考えずに、「(自分には)××もあるけど、○○もある」のように、いいトコも考えられるようになれるといいのではないでしょうか。

 人の幸不幸は自分に対する考え方によるところが大きいと思います。

自分は好好 と思えるようになろう

 また、すごく悩んだ場合には、過去の克服体験を思い起こすことができるといいのでしょう。
 「以前、大丈夫だった」「この前は乗り越えられた」「あのときは頑張れた」「いままではなんとかなった」などと考えられれば、簡単にめげずに前向きになれるのではないでしょうか。
 過去に大きな不幸な経験がある人は、「あの時に比べたら、今はまだまし」と考えられることもあるでしょう。

 過去や現在の駄目な自分(の一部)にばかり目を向けていないで、過去の大丈夫な自分や現在のできる自分(の部分)に目を向けることで、今後の自分(の努力・頑張り)に期待できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

明日が変わる、悩みからの脱出法

ホームページ