読書日記

  「生きる意味」を探して歩く

 『壁をブチ破る最強の言葉』(桜井章一)より、
 人の道は「意味」を探して歩いていくものです。
 (私はなぜ生まれてきたのだろう?)
 (何のために生きているのだろう?)
 そんな疑問には、誰も答えてはくれないはずです。自分で探すしかないのです。自分なりに必死で探していくうちに、おぼろげながら少しずつ見えてくるものです。

 ひとつだけヒントがあります。自分だけのことではなく、常にまわりの人のことを考えることです。
 「生きる意味」は、自分のことだけを考えていては見つからない。
 自分は「なぜ生まれ、なぜ生きるのか」「なんのために生きるのか」などと考えても、答えが見つからない人も多いのではないでしょうか。

 “生きる意味”や“人生の目的”などはわからなくても、問題なく生きていくことはできます。
 でも、自分なりの生きる意味や目的を見つけ、それを果たせることは大きな幸せです。

 生きる意味や目的をあきらめずに探し続けられるといいのでしょう。
 ただし、あせらずに、時間をかけて探す余裕がもてたら、と思います。
 一つの提案としては、「幸せを感じられる」ことを生きる意味・人生の目的の一つとして生きていく中で、いつか自分なりの大きな幸せを見つけて、それを自分の生きる意味・人生の目的にできたらいいのではないでしょうか。

 幸せが人それぞれであるように、生きる意味・人生の目的も人それぞれでいいのです。自分が「これがあるから生きている意味がある」「これのために生きたい」と思えるもの(事・人・物)ならなんでもいいのだと思います。
 ヒントをいくつか挙げるとすれば、「」と「」があり、それらは「生きがい」になることでもあると思います。

 人間はひとりでは生きていくことはできません。
 夢や生きがいにしても、何かしら人の役に立つ、誰かを幸せにできることであれば、それを生きる意味とし、また人生の目的として生きていくこともできるのではないでしょうか。



   

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壁をブチ破る最強の言葉』桜井章一

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