読書日記
楽しいことが待っている
PHP1月号の特集は『元気になれる!こころの励まし方』。
江頭美智留さん(脚本家)は、
基本的には楽天的な性格なので、落ち込むことや、いつまでもひきずることは少ないのですが、それでも、長期間続く連続ドラマの執筆中などは、もう書けない……何も出てこない……逃げ出したい……と、くじけそうになることは、度々あります。
本当に逃げ出すわけにはいきませんから、空想(妄想)の世界へ逃げ込みます。
今の苦しい状況が過ぎれば、きっと、こんなに楽しいことが待っているんだと、それだけをひたすら、空想(妄想)し続けます。
多少苦しくてもやらなくてはならないことがあります。
そんな時、「苦しい」「つらい」「イヤだ、イヤだ」など考えていると、余計に苦しく感じられ、時間も長く感じられるのではないでしょうか。
「こういうときもある。もうちょっと我慢しよう」と考えられるといいでしょう。
「○○のためだ」のように、そのことをやる価値や目的を考え直すことで心を支えられることもあるでしょう。(たとえば、仕事の目的・価値、目標をもって生きる価値、人づきあいの目的・価値など)
目標を達成した時をイメージすることで幸せの予感を感じられればさらに前向きな力になるのではないでしょうか。
どんな苦しい状況にも終わりがあるはずです。
その先には、楽しいことや幸せな時がきっと待っているはずです。
楽しみにする気もちや期待が苦しい心を支えてくれるのでしょう。
『朝が来ない夜はない』『明日があるさ』のような言葉で希望がもてたら、それでもいいでしょう。
苦しい時にも、自分の心(想像力)を働かせることで、希望や期待をもてるようになれたらいいのではないでしょうか。