読書日記

  悩むことは自己発見の手段

 PHP12月号の特集は『明日はいい日に!“前向き”になれるヒント』。
 姜尚中さん(政治学者)は、
 このような時代には、「明るく生きろ」「振り向くな」「悩むな」という考え方はミスマッチです。
 むしろ悩むことでもっと内面の充実を図るべきだと思うのです。
 ただ「みんながこうするから」ではなく、自分が本当は何を望んでいるのかじっくり見直すこと。
 悩むことはカッコ悪いことではなく、本当の意味での自己発見の手段です。
 誰でも悩むことはあるでしょう。
 また、前向きに生きるのは難しいことなのかもしれません。
 悩むことは悪いことと考えずに、自分(の心)を育てるいい契機と考えられるといいのではないでしょうか。

 悩むのは、自分が望まないようになっている、もしくはなりそうだからでしょう。
 そこをじっくりと見直してみると、自分が望んでいるものが見えてくるはずです。
 できることならその望みを叶えられるように努力する、無理なことならそういう望みは変えることができるといいのではないでしょうか。

  『変えられるものは変える勇気を
   変えられぬものは受け入れる謙虚さを
   そして、それを見分ける知恵を授けたまえ』 西洋の格言

 悩む中で自分の心(感情・望み・思考)と向き合うことで、自己発見ができるといいのだと思います。
 さらに、自分の心を幸せ向きに変えられるような幸せになる考え方を身につけることができると、なおいいでしょう。

 今悩みや問題があったとしても、少しでも幸せ向きに考えて、現状の改善もしくは自己の成長に向けて進んでいけるようになれたらいいのではないでしょうか。
 悩みや問題があっても(それなりに)幸せに暮らせるようになれると思います。



   

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