読書日記

  トラブルは幸せの一里塚

 『「青い鳥」をさがしすぎる心理』(加藤諦三)より、
 トラブルが起きたときに、それを嫌なことと思わないで、自分を幸せにするための一里塚と思うようにすることである。

 困難は苦しみでもあり、苦労でもある。つまり思うように事が進まないことである。
 事が思うように進まないときに、「なぜ思うように進まないのか」と考える中で、人は成長する。それが次の大きな成功へのステップなのである。
 何か(幸せ)を求めて努力していても、思うように進まないときもトラブルが起きるときもあります。大きな目標を達成しようとするなら、それ相応の困難は覚悟したほうがいいのでしょう。
 それを嘆いたり嫌がったり落ち込んだりしていては、余計につらい気もちになるだけで、何もいいことはないでしょう。

 思うように進まないときがあっても「こういうときもある」、トラブルが起こっても「こういうこともある」のように、まずは現実を受け入れることで少しでも心を落ちつけられるといいでしょう。
 さらには、「今は成功への過程の一頁だ」「幸せへの道の一里塚だ」のように考えられるといいのではないでしょうか。

 「いろいろあるから、おもしろい(強くなれる/いい経験になる/成長できる)」のように前向きに考えられると、なおいいのでしょう。
 苦労があるから成し遂げたときの喜び・幸せも大きい、ということもあると思います。

 思うようにいかないときに、その原因をよく考えてみれば改善のヒントが見つかることもあるでしょう。
 そこで一所懸命に工夫し努力するから、より進歩もできるのでしょう。
 そういう経験の積み重ねによって自分が成長していくことが、やがて大きな成功につながっていくのではないでしょうか。



   

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