読書日記

  あるがままの自分を愛せるか

 『「青い鳥」をさがしすぎる心理』(加藤諦三)より、
 幸せとはあるがままの自分を愛せることである。
 「今の自分でいいんだ」という無理のなさが幸せを生む。

 自分を認める、相手を認める、それが幸せである。
 幸福は「いいよ、それで」という気持ちがもたらしてくれるものである。
 「私は××だから、幸せになれない」と思っている人は、あるがままの自分を愛せていないのでしょう。
 また、「○○たら、幸せになれる」と思っている人は、「○○にならないと、幸せになれない」「○○できる自分でないと、幸せになれない」と無意識に思っているのかもしれません。

  『愛とは相手に変わることを要求せず、
   相手をありのままに受け入れることだ』 ディエゴ・ファブリ

 「今は幸せ」と思える人は、「今の自分でも(それなりに)いい」と思える人であり、(それなりに)自分を愛せている人なのだと思います。
 ただし、「今は幸せ」と完全に満足してしまうのではなく、「今は幸せ。でももう少し幸せになれたらいいな。ではどうしたら?」という心の姿勢で生きていけたらいいのではないでしょうか。

 「自分は自分で(今のままでも)いい」と思える人は、「人は人で(今のままでも)いい」とも思いやすく、幸せになれる人だと思います。

人は ハオハオ  自分は 好好

 自分を認め・大切にできる人(自分を愛せる人)は、人のことも認め・尊重し・大切にする能力のある人(人を愛せる人)だと思います。
 さらに、すべてのもの(事・人・物)を愛せる人は、すごく幸せに暮らせる人だと思います。

すべてのものは好好



   

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「青い鳥」をさがしすぎる心理』加藤諦三

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