読書日記

  三つの言い聞かせ

 PHP9月号の特集は『人づきあいで疲れないヒント』。
 西木正明さん(作家)は、
 作家という不特定多数の読者に支えられる仕事をするようになって以後、自分に言い聞かせていることがあります。それは、
○世の中の人みんなにいい顔は出来ない。嫌な相手には嫌な顔をしよう。
○背伸びして自分を良く見せようとすると、逆効果になる。自分の欠点を隠すな。
○むしろ自分の欠点を自ら笑い飛ばし、ウリにしてしまえ。
 これを実践するようになって以後、ずいぶん気持ちが楽になりました。
 「すべての人と仲良くしよう」と思っていたら大変でしょう。
 相手によって人づきあいを選んでいいと思います。
 「この人とはそれなりにつきあおう」「この人は多少関係が悪くてもこのままでもいい」などと考える相手がいてもいいのではないでしょうか。

 「良く思われたい」「悪く思われたくない」などと、人の目を気にしすぎないほうがいいでしょう。
 自分に欠点があっても「自分は自分」と、自分らしくいられたらいいのではないでしょうか。
 むしろ自分の欠点すら笑い飛ばすことができれば、そういう人間性が人に好感を与えるのかもしれません。自分を笑うことができれば、心に余裕が生まれ、人づきあいも楽になるのでしょう。

 このようなことを自分に言い聞かせていけば、少しずつ楽に自分らしく生きられるようになれるのではないでしょうか。



   

次の日の日記

人づきあいで疲れないヒント

ホームページ