読書日記

  不幸のリハーサルはしない

 『そっとあなたの“欠点”を直してくれる本』(リチャード・カールソン)より、
 頭の中で「不幸のリハーサル」ばかりしていると、いつの間にかそれが身についてしまう。

 当然のことだが、頭で考えることは、心の持ち方や生き方に大きな影響をおよぼす。
 頭の中で何を練習しているか気づくようになれば、より幸福で充実した生き方ができるようになる。
 何を考えているか、もリハーサルや練習をしているのと同じことで、繰り返すことで身についてしまうのでしょう。
 そしてそれは、その人の人格や人生に大きな影響を及ぼすことになるのでしょう。

  『人生は、その人の思考によって創られたものである』 マルクス・アウレリウス

  『私たちがこれまで考えてきたこと(原因)が、
   私たちを、いまの環境(結果)に運んできたのです』 ジェームズ・アレン

 現状の不平不満を思い、自分(の人生)は不幸だと思う人は、それを繰り返すことで実際にそうなるのでしょう。
 将来について悪いことを想像すると不安な気もちになるだけでなく、それを繰り返すことで実際にそうなりやすいのではないでしょうか。
 人のことを悪く考えるクセがある人は人間関係が悪くなることが多く、自分のことを悪く考えるクセがある人は自尊心を失くして不幸になりやすいでしょう。

 不幸になる考え方のクセをやめて、幸せになる考え方を身につけることができるといいでしょう。
 不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう
 不安になる考え方をやめて、希望がもてる考え方をしよう。
 人を悪く考えるのはやめて、相手を良く考えてみよう。
 自分を不幸にする考え方をやめて、自分を幸せにする考え方をしよう。

 まずは、自分がふだんどのような考え方をしているかを知り、一つ一つ改善していくことで、少しずつ自分を育てていけたらいいのではないでしょうか。



   

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