テレビはたしかにわたしたちを楽しませてくれるし、情報を得たり、いい気晴らしができたり、場合によってはリラックスできることもある。テレビが楽しみという人も多いと思います。
だが、テレビそのものを純粋に考えてみるとそこには「スロー」は存在しない。
テレビは、立ち止まったり物事を反芻することを許してくれない。ペースを決めるのはテレビであり、そのペースはおうおうにして速いからだ。
ほとんどの調査で、テレビを長時間見ている人は、実際に人生を豊かにしてくれること――料理、家族との会話、エクササイズ、メイクラブ、社交生活、ボランティア活動――に費やす時間が少ないことが明らかになっている。
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