読書日記

  学問は人間を変える

 『安岡正篤 一日一言』より、
 学問は人間を変える。人間を変えるような学問でなければ学問ではない。
 その人間とは他人のことではなくて自分のことである。
 他人を変えようと思ったならば、先ず自分を変えることである。
 学問をするのなら、自分や人のために活かせる活学・実学ができるといいのでしょう。
 自分の生活や人生に活かすためには、自分が変わることが必要なのでしょう。
 学んだことが自分の行動や態度や考え方や生き方などを改善するために役立てばいいのでしょう。
 いい本を読んで、納得したり感銘したりしても、結局、自分が変わらなければ、読んでないのとあまり変わらないのではないでしょうか。
 逆に、どのような本(たとえば、マンガ)でも、一つでも自分を改善するために役立ったのなら、読んだ価値はあったと言えるでしょう。

  『本というものは、僅か数行でも役に立てば、
   それだけで十分ねうちのあるものだ』 津田左右吉

 自分が思うようにならないことで、人や状況が変わることをただ期待していてもしかたがありません。
 人や状況を変えるためにも、「まず自分から」と自分を変える努力をしたほうがいいのではないでしょうか。

まず自分から



   

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