読書日記
どうでもいい人が何を言おうと気にしない
PHP6月号の特集は『気持ちがラクになる考え方――少し気楽に生きてみよう!』。
梯久美子さん(作家)は、
「大切な人に言われることは、大いに気にしよう。でも、どうでもいい人が何を言おうと気にしないでおこう。そう決めているの」
そんな考え方もあるんだ!
社会に出たばかりで、人間関係に悩むことの多かった私には、目からウロコだった。
その後も他人の思惑を気にする性格はそう簡単には変わらなかったが、落ち込むたびにこの先輩の言葉を思い出すようにした。
世の中にはいろんな人がいます。
無礼な人もいれば、口が悪い人もいれば、無神経な人もいれば、噂話が好きな人もいれば、意地悪な人もいます。
そういう人が何を言おうがあまり気にしないほうがいいのではないでしょうか。
ましてや、自分にとってどうでもいい相手なら、なおさらでしょう。
「こんな人もいる」「こんな人のためにイヤな思いをするのは損だ」などと考え、それ以上考えないようにできるといいでしょう。
「こんな人のことより、好きな人のことを考えよう/いいことを始めよう」などと、心を切り替えられると、なおいいでしょう。
「誰とでも、すぐに、親しくなれないといけない」のような思い込みがある人は、人間関係で悩むことが多いでしょう。
あまり親しい関係にこだわらずに、それなりにつきあうことができるようになれるといいでしょう。
また、人の目を気にしすぎないようになれるといいでしょう。
「どうでもいい人が何を言おうと気にしないでおこう」と心がけることで、人に左右されない自分になることができたらいいのではないでしょうか。