読書日記
いま持っているものに気づく
『求めない』(加島祥造)より、
求めない―― すると それでも案外 生きてゆけると知る
求めない―― すると いまじゅうぶんに持っていると気づく
不幸な気もちになった時、その原因は何かを求めているからかもしれまん。
たとえば、自分に完璧を求めている、人に何かを求めている、目標の達成や結果を求めている、問題解決を求めている、失ったものを再び求めている、理想を求めている、・・・。
もし、いま自分が求めて(不幸になって)いるものがわかっているのなら、「(いますぐには)求めない」と言えれば、ラクになれるのではないでしょうか。
「求めない」と決めてみれば、それがなくても生きてゆけることがわかるでしょう。
自分さえ求めなければ、何の問題もないことも多いのではないでしょうか。
いま自分が持っている幸せに気づくことができれば、生活の中で幸せを感じることもできるはずです。
いま自分にないものを求めるのではなく、いま自分が持っている幸せに心を向ければいいのです。
不幸を数えて暮らすより
幸せを数えて暮らそう
現在日本に暮らすたいていの人は、特別なものを求めなくても、心がけしだいで「いまは幸せ」と思えるようになれると思います。
そうすれば、いま自分がじゅうぶんに持っていることにも気づけるのではないでしょうか。