読書日記

  「熱血語」

 PHP5月号の特集は『職場・友人・家族――心をつなぐ言葉、遠ざける言葉』。
 山本寛斎さん(ファッションデザイナー)は、
 自分の感情を相手に伝えるうえで、言葉はとても大切なものです。
 ただ、うわべだけの言葉であってはいけない。心の奥底から出てくるような言葉であればこそ、人と人の心をつなぐのです。
 そしてその思いは、必ずや伝わるものだと信じています。

 そうした人間の心の底から溢れ出てくる感情や思い、そういうものを私は「熱血語」と呼んでいます。
 百人いれば百通りの「熱血語」が生まれるもの。
 あなたもあなた自身の魂の言葉を見つけてください。
 言葉は心を映す鏡。まず、相手に伝えたい心をもつをことが大事でしょう。
 そして、自分の感情や思いが伝わるのは、口先だけの言葉ではなく、熱い心が溢れ出た言葉なのでしょう。

 熱い心があれば、まず自分を動かすことができます。自分の目標があっても努力が続かないのは、だんだん心が冷めてしまうからでしょう。
 意欲をもち続ける工夫をして、熱い心を保つことができるようになれたらいいのではないでしょうか。

 また、自分の熱い心が“熱血語”となって、人を動かすことにもなるのでしょう。
 自分の心が熱く動いていないのに、人を動かすことはできないでしょう。

他人を感動させようとするなら まず自分が感動せねばならない(ミレー)

 言葉は言霊、自分を導く“熱血語”や人を動かす“熱血語”のような自分なりの魂の言葉を身につけることができるといいのではないでしょうか。



   

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