読書日記

  他人を育てる生きがい

 『「幸せ脳」をつくる50の習慣』(久恒辰博)より、
 自分の脳を幸せになるように育ててあげれば、自分も必ず幸せになれます。
 しかし、他人を育ててあげることも、また、自分を幸せにしてくれる場合が多いようです。

 世の中には「子供を育てることが生きがい」という親はたくさんいます。「教え子を育てることが生きがい」という先生やコーチもたくさんいます。
 子供に限らず、誰かを一生懸命に育てることは、きっと生きがいを生んでくれるのではないでしょうか。
 自分(の脳・心)を育てることで、自分が幸せになれると思います。
 人の心を育てることができれば、その人を幸せにすることができるでしょう。
 人を幸せにすることが自分の幸せと思える人は、人を育てることが自分を幸せにしてくれるでしょう。
 また、人を幸せにするいちばんの方法は、相手が自身を育てるのを手伝うことではないかと思います。

 自分が大切に思う人が進歩・成長し、幸せになっていくところを見ることはうれしいでしょう。
 そのことに自分が少しでも役立てていると思えたら、幸せを感じられることでしょう。
 それが続いていくことは、自分の生きがいにもなるのではないでしょうか。

 でも、人を育てることで自分が幸せになれるいちばんの理由は、人を育てようとする努力が自分を育てることになるからだと思います。
 人に教えることは、自分が学ぶために役立つ方法なのです。「育児は育自」という言葉もあります。
 そして、自分が人間として成長することが、着実な幸せになる方法なのだと思います。



   

次の日の日記

幸せ脳をつくる習慣』久恒辰博

ホームページ