読書日記

  もっとわがままに

 PHP4月号の特集は『「あなた」は「あなた」のままでいい――自分を大切にできる人』。
 菊池武夫さん(クリエイティブディレクター)は、
 多分ね、日本人って真面目なんだと思う。他人に対しても自分に対しても、流行に対してまで真面目に考えすぎる。
 だから周りと自分を合わせようと努力しちゃう。

 「自分らしさが必要だ」と言われれば、一生懸命になって探そうとする。
 そんなものはすぐに見つかるわけはないのに、見つけられない自分はダメなんだと落ち込んでしまう。

 もっとわがままというか、気楽に考えればいいのに。
 自然に周りに自分を合わせることができたら、理想的なのでしょう。

  『至上の処世術は、妥協することなく適応することである』 ジンメル

 でも、「人に合わせる」ことと「自分らしさ」は両立し難く、「人とうまくつきあえない」もしくは「自分を出せない」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

 「自分らしさ」を求めて自分探しをしても、すぐに答えは見つからずに迷ってしまう人もいるでしょう。
 自分を持つことで「自分は自分」と思えるようになれたらいいのではないでしょうか。

自分は好好

 人への思いやりは大切です。
 でも、いちばん大切なのは自分(の心(の幸せ))です。
 ある程度人に気を遣っているのなら、少しは“我がまま”なところがあってもいいのではないでしょうか。
 「マイペースな人」「(人の小さいことにこだわらない)大らかな人」のようなイメージだったらよさそうです。
 そのためにも、自分の心を育てていくことで、心の余裕・大らかな心をもてるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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